「祝婚歌」 吉野弘

topics(雑談)

こんにちは、皆さん

お店ではヒマなので(😅💦)radikoでラヂオ番組を聴いて過ごしております📻~♪
毎日聴いていると、好きなパーソナリティや毎日聴いている番組も出来てきます。
また、radikoはリアルタイムでなくても好きな時に番組が聴けるし、聴き逃がした番組を聴いたり出来るのがいいですね👍

さて、先日、私が好きなパーソナリティである大野勢太郎さんが番組内で紹介しておりました「詩」(?)がありましたので紹介します。

番組では「結婚式の乾杯の時の一言を…」っと言うリスナー(勢太郎さんの番組ではラヂアンです)からのリクエストに回答したものです。
乾杯の前では少し長いものになるけれど、とっても良い詩(?)なので是非!との事でした。

「祝婚歌」吉野弘
2人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい

立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと
気づいているほうがいい

完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと

うそぶいているほうがいい

2人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい

ずっこけているほうがいい

互いに非難することがあっても
非難できる資格が
自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい

正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい

正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気づいているほうがいい

立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目をつかわず
ゆったり
ゆたかに
光を浴びているほうがいい

健康で
風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと
胸が熱くなる
そんな日があってもいい

そして なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
2人にはわかるのであってほしい

この詩(?)は結構有名な感じで、結婚式で聞いたことがある人も多いのではないでしょうか😊
この詩(?)を作った切っ掛けは著者の姪っ子の結婚式に著者が出席できなかった代わりに送ったものだそうです。

因みに、「詩(?)」と書いたのは、これは「詩」ではなく「民謡みたいなもの」だと著者は回答しています。
「民謡」は作曲者や作詞者が不明であり、詩が楽しければ皆が歌ってくれる。
作者の名前を知らなくても作品は喜んで貰えるので、民謡を書いたのだ、との事です。

凄いのは、この詩(?)をパンフに書きたい、ポスターにしたい等の依頼があっても
上述した理由により「ご自由にお使いください」と回答しているそうです。
なので、勝手にブログに書いちゃいましたが、著作権侵害とか発生しないとの認識です。

詩(?)の内容や受け取り方は個々人の主観(私見)ですのでコメントはないです。


なんと!
谷川 俊太郎氏の詩集にもこの詩(?)が入っていました。
谷川 俊太郎氏の詩で好きなのがあるので、次回紹介しますね😄

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