こんにちは、皆さん
雑談です😅
タイトルの「朝のリレー」は私の好きな詩です🥰
著者は谷川俊太郎氏です。
皆さんも聞いた事があるかと思います。
大分前の事ですが、ネスカフェのCMで読まれていました。
Youtubeに1分程度の動画がアップされていますので興味がありましたらご覧下さい。
(https://www.youtube.com/watch?v=6GqNN-Xs-ns)
詩の内容は↓
カムチャツカの若者が
きりんの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝もやの中でバスを待っている
ニューヨークの少女が
ほほえみながら寝がえりをうつとき
ローマの少年は
柱頭を染める朝陽にウィンクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴ってる
それはあなたの送った朝を
誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ
どうでしょうか?😯
まぁ内容や受け取り方は個々人の主観(私見)ですので特にコメントはないです。
さて、この詩が一年に一回、私の頭の中をめぐる時があります😯
それは、単車のイベントでSSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)と言うものがあり、そのイベントの開始(スタート)から終了(ゴール)までの時です。
このイベント(SSTR)の要旨は、太平洋側で朝陽を迎えて(見て)スタート、太陽と一緒に日本を縦断し、石川県羽咋市の千里浜で夕陽を見送ってゴールするもので、称して「Chasing the Sun」”太陽を追い駆けろ” です。
SSTRのスタートの時は、まだ、朝陽が昇らない明け方に家を出て日の出を待ちます。
そして、朝陽を迎えた時に「朝のリレー」が始まり、バトンを受け取ります。
千里浜を目指してスタートを切り、
昇る太陽を見た時、太陽が昇り切って頭の真上にあるのを感じた時、段々と太陽が傾いて来た時、そして千里浜に着いて太陽が水平線に消えて行く時
朝のリレーがずっと続いていて、
太陽が沈む時は、その向こうにバトンを渡せたと思い、それがまた次の朝、そのバトンが戻って来るのではと確信し、太陽を見送るのです。
いつもと変わらぬ同じ朝で、いつもと変わらぬ同じ一日なんだけど、
この日だけはいつもと少し違うと思えるのは、「朝のリレー」の詩を知っているからかも知れませんね…
🌟彡
現実的には1日で500km(コースにより600km)くらい走るのでヘンなホルモンがオツムに分泌されているせいかも…😅💦
毎年、気持ちよく我々を受け入れてくれる千里浜ですが、先般の災害では、やはり被害があった様です。
千里浜に限らず能登半島全体が甚大なる被害に陥っている現状としては、昨年の様に軽々しく訪れることは難しいかも知れません。
ただ、こんな時だからこそ、行ける時が来たならば、行かなくてはならないでしょう。小さな小さな応援ですけどね
(震災前までは、今度のSSTRはパスかなぁ~っと思っていましたけど…😓)